タツノオトシゴの仲間

ハナタツ

およそ魚とは思えない形をしたタツノオトシゴ。
水族館などでもよく目にする魚ですね!

あまりにも魚には見えないので、19世紀ごろまでは虫の図鑑に載っていたとか…

しかし、よく見るとちゃんと胸ビレや背ビレがあるんですよ!
あまりにも小さいので、そのヒレで泳いだところでかなり遅いのですが…(笑)

 

タツノオトシゴの仲間は、オスのお腹に育児嚢という器官を持っています。
カンガルーのお腹の様なものですね!

そこにメスが卵を産みつけ、体長2mm程度になるまでオスのお腹の中に…

そして、無事大海原に生み出される時には、もう立派なタツノオトシゴの形をしているんです!

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鳥羽水族館 飼育日記より画像引用

そんなタツノオトシゴの仲間は、見た目が似ている上に、同じ種の中での個体差も激しいため同定が難しい魚。
近年でも新種が報告され続けています。

見た目が似ていても、骨格やヒレの骨の数などが微妙に違うんですね…

世界で50種類ほど、日本には10種程度が生息していると思われます。
思われる、というのは、日本産の正式な記録は無くともダイバーが観察している種類もいるからです。

そう!一般のダイバーが撮った写真でも、貴重な資料になることがあるんですよ!

とはいえ、写真のみでの同定には限界があるので、後々になってから別種だと思っていたものは同じものでした、みたいなこともあります。

ここでは正式な記録の有無に関わらず、日本で観察されているものをご紹介します!

 

タツノオトシゴ

Theタツノオトシゴ!なのですが、実は観察できる機会は多くありません。

頭の上の突起(頂冠)が他の種に比べて高いことが特徴です。

他の種に比べて高い、言葉にするとなんだか曖昧な違いですが、実物を見てみると一目でわかります!

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SeaAgainより画像引用

 

ハナタツ

タツノオトシゴの仲間の中で最も多く観察することができる種類です。

長年、タツノオトシゴと一緒くたにされていましたが、別種ということに。

色のバリエーションが豊富で、体中に皮弁(フサフサしたもの)をまとっているものもいるなど、個体差が面白い種類です。

 

 

タカクラタツ

目の上とアゴにあるトゲ、背中の3つの黒点が特徴です。

※絶滅危惧種

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海の仲間たちより画像引用

 

イバラタツ

おそらく一番見分けやすい種類でしょう。

名前の通り、体中がトゲトゲしています。

※絶滅危惧種

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美しい海が永遠でありますようにより画像引用

 

クロウミウマ

汽水域(海水と淡水が混ざる場所)を好むので、ダイバーが出会う機会は少ない種類です。
体の後ろに向かうような頭の突起の形が特徴です。

※絶滅危惧種

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元気モリモリ!写真倉庫より画像引用

 

オオウミウマ

最大で30cmにもなる大型種。

体長が20cmを超えていればオオウミウマ!で良いと思いますが、そこまで成長していないと少し難しいですね…

吻が太くて短いことが特徴ということですが、他の種の特徴が無ければオオウミウマということで…(笑)

※絶滅危惧種

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うみほたるのダイビングログより画像引用

 

サンゴタツ

吻(口先)が短いことと、頭の突起が低いこと、体も比較的つるっとしていることが特徴です。

他の種類に比べて、砂地にいることが多い気がします!

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by Vin

 

ここからは和名がついていないものです。

すべて成魚でも1cm~2cmまでにしかならない、超小型のタツノオトシゴです。

 

Hippocampus bargibanti

小型のタツノオトシゴをピグミーシーホースと呼びますが、ふつうピグミーシーホースというと、この種を指します。

ゴツゴツした体が特徴です。

 

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http://www.oceanrealmimages.com/gallery/pygmy-seahorses/species/hippocampus-bargibantiより写真引用

 

Hippocampus denise

通称ロングノーズピグミーシーホースと呼ばれる種類です。

 

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http://reef-fishes.com/hippocampus-denise/より写真引用

 

ここから3つは、ジャパニーズピグミーシーホースと呼ばれることの多いものです。

どれも似ているので、写真による分類も混乱しているようです…

 

Hippocampus severnsi

通称ゴルゴニアンピグミーシーホースと呼ばれる種類です。


Gallery H 海の図鑑より画像引用

 

Hippocampus colemani

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HippoAndCoより画像引用

 

Hippocampus pontohi

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OceanRealmImagesより画像引用

 

後半は若干グダグダなような…

見分けるのも楽しみの一つですが、そんなことは面倒というあなた!(自分!?笑)

前半の和名がついたもの、つまりそこそこの大きさのものをひっくるめて

タツ!

後半、H. bargibanti/H.denise、小さくてゴツゴツしたものを

ピグミー!

最後3つを

JP!もしくはジャパピグ!

と言っておけば、見分ける必要もなく、かつ、こなれた感じになります!!(笑)

 

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