耳抜きがしにくい貴方へ。耳抜きのコツって??

皆さん、そろそろ真夏本番に向けて、
講習やリフレッシュダイビングが終わった頃でしょうか??

1年間に100本~200本潜っている方は一旦置いておきまして。。笑

潜降中に、耳やサイナスの痛みを感じることはありませんでしたか??

・・・

「なかった。」

なんて言わせませんよ!!!笑
ダイバーであれば、必ずしも1度や2度感じることがあるであろう、耳の痛み。
このような痛みを“スクイズ”と言うのですが、
(※詳しくは→【安全管理】スクイズとは
このスクイズは、耳抜きをすることによって解消することができます。

“耳抜き”とは


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https://www.owd.jp/より写真引用
鼓膜の内側と外側に生じた圧力差を解消する方法のことです。
外側から押されている力に対して、押し返してあげないと痛みが出てしまうんですね。

ダイビング中だけでなく、
航空機搭乗中や高速でトンネルの中に入った時など、
水圧や気圧の急激な変化によって、耳が痛くなったり、聴こえにくくなったりした場合に行うものです。

 

耳抜きの方法


耳抜きの方法にはいくつか方法があります。
皆さんが多くされている方法をご紹介したいと思います。

※名前は覚えなくても平気ですよ♪

(1)バルサルバ法
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①息を吸う
②口から息が出ないよう、口を閉じる。
③鼻を指でしっかり押さえ、鼻から息を吐く

鼻や口という2つの出口を塞ぐことで、空気が耳から抜けようとします。
耳から空気が抜ける時に、気圧で狭くなった耳の管を通ります。

これにより、耳の管が広がるため、耳の違和感が解消されるのです。

(2)フレンツェル(フレンゼル)法
①ゴクンと唾を飲み込む

だけです。笑
だがしかし、ダイビング中は結構難しかったり。。

なぜかというと、タンクの中の圧縮空気は非常に乾燥しています。
そのため、唾液が出にくく、”ゴクン”と飲み込むものがないため、
ちょっとコツが必要だったりします。

そのコツは、、
口のカタチを「イー」とし、そのまま息を吸ってみてください。
お行儀が悪いのですが、唾液がでてくるはずですよ!!

バルサルバ法よりも耳を傷める恐れが少ないので、
こちらの方法の方が実はオススメなんです!

(3)トインビー(トゥインビー)法
①舌を上アゴにくっつける。
②アゴを動かしたり、飲み込むような動作をする。

実際にやってみてください。
あくびをした時のように、耳の管が動いているような感じがしますよね?

一番、耳を傷つけにくいと言われている耳抜きの方法で、
慣れると一番楽なんだそうですよ!!


「やり方はわかっていても、耳抜きができないよ〜。。」

そんなお声が聞こえてきた気がします。

ということで。。

 

耳抜きのコツ


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(1)鼻のつまみ方
・マスクをつまむのではなく、鼻の穴を塞ぐように下から穴に向かって指を押し当てる。

耳抜きができないという方の要因の1つとして、
しっかり鼻がつまめていない可能性があります。

特に女性の方は、マスクをつまみにくい方がいらっしゃると思います。
「鼻の穴を塞ぐ」ということを意識してみてください!

 

(2)早めの耳抜き
・痛くなくても浅いところから、早めに耳抜きをする。

耳抜きをするタイミングは、耳に違和感を感じたら。
痛いと思った時にする耳抜きはもう遅いのです!

水深10mまでが一番水圧が変化する為、
最低でも1mに1回の目安で実施しましょう。

水面で潜降開始する前に1度、耳抜きをしてから潜るのもアリですよ♪

※しかし、やりすぎは注意です!優しくゆっくりを心がけましょう!
フン!フン!と力強くすると、鼓膜を傷めてしまったり、
中耳炎になってしまう可能性があります。

 

(3)フィートファーストでゆっくり潜降
・足先(フィートファースト)から、焦らずマイペースにゆっくり潜行しましょう。

耳抜きができずに痛くなってしまう要因の1つとして、
急激な水深の変化があります。

中性浮力がしっかりととれるようになるまでは、
ロープ潜降、もしくは岩場などをつかいながら、
ゆっくりマイペースに耳抜きをしながらの潜降を心がけましょう♪

 

(4)抜けにくくなったら、ちょっと浮上
・抜けにくくなってしまった場合は、いったん50cmほど浮上して、再チャレンジ。

耳が痛くなっても焦らず落ち着いて♪
ちょっとだけ浮上して、耳抜きをしてみましょう。
それでも耳が抜けなければ、さらに50cmほど浮上。

焦らずゆっくりやれば、きっと耳抜きはできるはず♪

※浮上と言っても、BCの操作は不要なレベルです。
BCの吸気をすると、浮上し過ぎてしまう可能性があるため、フィンワークで浮上するくらいで十分です!

 

(5)片耳が抜けなかったら。。。
・抜けない耳を上にし、首筋をしっかり伸ばしてあげる。

顔を傾けて、抜けていない方の耳を上に傾けながら、
首の筋肉をしっかり伸ばしてあげます。
それでも耳が抜けない場合は、抜けている側の耳を押さえてみましょう♪

 

(6)事前準備
・アメやガムを噛んで、アゴの筋肉をやわらかしておく。
・ダイビング予定日の何日か前から耳抜きを陸上で繰り返しておく。

せっかくダイビングをしに遠方まで向かったのに、
耳が抜けなくて、潜れない。。
のでは、もったいなさすぎますよね!?

耳が抜けない人の体質の特徴の一つとして、
耳抜きに必要な顎周り、首周りの筋肉が硬いというケースがあります。
事前に準備をしておくと、耳抜きがしやすくなる可能性があります!!

また、耳抜きトレーニング用のオトヴェント
という器具もあります。
どうしても耳が抜けないという方は、ぜひご購入を検討してみてください。

 

どうしても耳が抜けない場合は・・・?

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無理はしないこと!!

どうしても耳が痛ければ、インストラクターやガイドの方に、
耳を指差しながら、バツのサインやトラブルサインを出してください。

無理をして耳が抜けないままダイビングをしてしまうと、
中耳炎などの病気になってしまう可能性もあるので要注意です。

せっかくのダイビングが台無しになってしまうので、
「やめる勇気」もとっても重要なんですよ♪

 

また、耳が抜けない要因として、風邪をひいていることも考えられますね。

普段は耳が抜けやすいけど、風邪で抜けにくい。。
でもなんとか耳が抜けたからダイビング続行!!

じゃあ帰りますよー!!というタイミングで、リバースブロックの発生。。
※リバースブロックとは→【安全管理】リバースブロックとは?

これも元も子もないですね。。

 

最終的に一番お伝えしたいのは、無理はしないようにすること!!
海にはダイビング以外にも沢山の魅力がありますよ〜!!
ご飯とか温泉とか、景色とかとか。。。笑

アフターダイビングを仲間としっかり楽しむためにも、
無理は禁物ですね♪

 

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