植物じゃないの?ウミシダは生きている化石だった!?

ナショナルジオグラフィックでウミシダの泳ぐ姿が話題となっています。

【動画】「生きた化石」ウミシダの泳ぐ姿が芸術的-NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版

※記事中の動画とは異なります

当たり前やん

と思ってしまったのは僕だけでしょうか…笑

つくづく、ダイビングに慣れきってしまうと、常人とは感覚がずれてしまいますね(汗)

 

さてさて、このウミシダ。

様々な種類が存在するのですが、日本の海でも多くのウミシダを、掃いて捨てるほど普通に見ることが出来ます。

動画では動いているので動物であるということがわかりますが、実際に泳いでいるのは稀で、普通は岩などにくっついています。

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※Photo by Vin

どーーーーー見ても植物ですよね(笑)

でもれっきとした動物です。

分類でいうと棘皮動物、つまりウニやヒトデ、ナマコの仲間ということになります。

言われてみればヒトデとウニが合体した様に見えなくもない…?

 

そんなウミシダ、記事によると

米ミシガン大学の古生物学教授トマシュ・K・バウミラー氏によると、2億年も前から生存しているという。「ウミシダは、生きた化石と考えられています。とても多様性に富んでいて、その起源ははるか地質学的な過去にまで遡ります」

ということでした。

中には、オルドビス紀(約4億8830万年前~約4億4370万年前)から存在している、という見解が示されている場合もあります。

全然ピンと来ませんが、オルドビス紀の生物はというと、有名どころでは三葉虫やオウムガイ。

あっオウムガイはまだいるから余計ピンと来ない…

いずれにしても、生物のほとんどが海中に存在していた時代です。

イメージではこんな感じだそうです。

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大量絶滅の原因解明!!大量絶滅.comより画像引用

で、オルドヴィス紀の末期には地球の歴史上でも史上2番目と言われるほどの大量絶滅が起きています。

 

それを乗り越え、生物の陸上進出が進むシルル紀、生物の進化が進むデボン紀、2度目の大量絶滅、氷河期ながら昆虫たちが空に進出した石炭紀、恐竜の祖先が生まれるペルム紀…

でもって地球史上最大の大量絶滅を経て…

まだここで約2億5千万年前です。地球の歴史、ぱないな。笑

 

ミシガン大学のバウミラー教授の言う2億年前というのが、今のウミシダが完全に今の姿になった時期だと考えると、史上最大の大量絶滅を経た三畳紀。

ようやく恐竜の祖先が誕生したころです。

 

ウミシダに棲む生物

そんな物凄い歴史をもつウミシダですが、多くの甲殻類が潜んでいます。

ガイドにとっては格好のネタなわけですね。

ウミシダを見つけては、ひっくり返してみたり、指示棒で探ってみたり…

 

数十万~200万年程度の歴史しかない人間がこんなことしてすみませんでした。

ほんっと気をつけます。

 

で、ウミシダに潜んでいる生物はというと…

ウミシダヤドリエビ
ウミシダカクレエビ
コマチコシオリエビ
コマチテッポウエビ
コマチガニ
トゲコマチガニ
バサラカクレエビ
トゲナシカクレエビ
リュウキュウウミシダエビ
アンボンウミシダヤドリエビ
ラオメネス・コルヌトゥス

こんな感じです。めっちゃいる。もちろん全部一緒にいるわけはありませんが(笑)

代表的なものをご紹介すると

ウミシダヤドリエビ

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Photo by Vin

ウミシダをひっくり返せば80%ぐらいの確率でいます。(笑)

いや、水棲生物をいじるのは良くないですね。やめましょう。(一応、ね。)

 

コマチコシオリエビ

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Photo by TANAKA Juuyoh CC BY 3.0

こちらは40%ぐらいですかね。

 

コマチガニ

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Photo by Vin

ウミシダに潜むカニの代表格です。

確率としては60%ぐらいでしょうか。

 

甲殻類の宝庫として知られるウミシダ。

何に見える?植物!ブッブー動物でしたーのやり取りが定番のウミシダ。

でもこれで、またひとつネタが増えましたね!!

 


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