ダイビングを始めようと思って少し調べてみると、様々な指導団体というものが存在することに気づくかと思います。

指導団体。

簡単に言うとライセンスを発行する機関のことです。

自動車の免許証を発行するのは国土交通省、ダイビングのライセンスを発行するのは指導団体、ということですね。

 

じゃあなんでそれが沢山あるの!?

ダイビングは民間団体が管理しているので仕方ありません。1つしかなければそれは資本主義社会に反します(笑)

日商簿記全経簿記が共存しているようなもんです。

私にはその違いは全くわかりませんが…(笑)
※ここで気になっちゃった方のために一応リンクしておきました。

 

サークルや部活動でライセンスを取得する場合、自分で指導団体選ぶことは無いかと思いますが、例えば他大で別のダイビングサークルに入った友人が、自分と違う指導団体だったら少し気になりますよね?

 

ということで今回は、指導団体について理解を深めてみましょう!

 

指導団体の成り立ちとは

突然ですがみなさん、現在日本にはいくつの指導団体があると思いますか?

 

・・・・

 

・・・・・

 

正解は…約30!!

なかなか多いですよね。

この多さが混乱の元となっていたりするのですが、なぜこんなにたくさんの指導団体があるのでしょうか?

 

実は、指導団体を設立するのに国のお墨付きなどは必要ありません。

自分自身が指導団体を名乗れば、何の許認可等も必要とせずに指導団体になれるのです。

 

例えば隣の家の山田さんがダイバーで、その人から手取り足取りダイビングを習う。

そしてその山田さんはYamadaDivingAssosiationなるものを名乗ってあなたに手作りのカードを発行する。

 

これでも立派なダイバーです。

しかし容易に想像出来るとおり、このカードを持って海に行ったところで、どこも認めてくれないでしょう。

反面、常に山田さんと潜るのであれば、このカードでも十分ですね。

 

実は、数多く存在する指導団体の中には、これと同じことが起きている指導団体も存在します。

そのお店でしか使えないカード、というケースは稀といえば稀ですが、世界に出て行ったら通用しない可能性はあります。

では、その通用するしないは何が決めるのか。

単純に、知名度、といって良いでしょう。

 

日本国内で知名度がある指導団体であれば、日本国内なら恐らく問題はありません。

逆に、日本で知名度があっても世界で知名度が無ければ、海外では潜れない可能性があります。

気をつけなくてはいけないのは

『国際ライセンス』

と言いつつ、世界に支部がほとんど無く

『国際』=『日本以外で使えるとこが無くも無いよ』

というケースが稀にある点です。

 

知名度に関して具体的に言うと、特定のお店や団体が有利になるようなことは極力書きたくありませんが、以下に挙げる5団体であれば、基本的には世界中で通用するでしょう。

この中でCMASだけは他の指導団体とシステムが異なり、多くの小さい指導団体が集まってCMASを組織しています。

なので、CMASに所属する団体であれば、それも問題ないでしょう。

 

指導団体の違いが与える影響とは?

異なる指導団体でライセンスを取ると、どんな違いがあるのでしょうか?

 

ここまでで申し上げた、知名度以外の部分で行くと、一般のダイバーに与える影響は無いと言っても過言ではありません。

 

指導団体の収益源は主に2つ。

所属するプロダイバーからの年会費と、ライセンスを発行する際の手数料です。

つまり…

この2つが安い団体であれば、最終的にライセンス講習の費用が安くなることはあるかもしれませんが、内容に関しては差がないと言って良いでしょう。

 

細かい所で言うと、ステップアップコースの作りが違うことなどが挙げられますが、結局各団体で足並みを揃えているので、呼び方が違うだけ。

いつでも違う指導団体のステップアップコースに参加することが出来ます。

 

時々、こんな質問をもらうことがあります。

PADIのOWを持っているのですが、NAUIのお店ではダイビング出来ませんか?

アドバンスを取りたくて、NAUIのSCDは持っているのですが、SSIのお店で取るにはイチから取り直しですか?

 

そんなことはありません。

アマチュアダイバーのレベルであれば、特別な手続きなしに異なる指導団体に所属するお店でダイビングをしたり、ステップアップ講習を受けたりすることが出来ます。

 

これがプロダイバーになると、NAUIのインストラクターがPADIのお店でPADIのカリキュラムを用いてライセンス講習を行うことは出来ません。
※お店がPADIに所属していても、自身の責任でNAUIのカリキュラムを使用し、NAUIのライセンスを発行することは可能です。

また、自由にクロスオーバー(異なる指導団体でランクアップすること)をすることも出来ません。

 

つまり、プロダイバーになって初めて指導団体の影響が出てくると言うことですね。

 

指導団体の違いは?

ここまでで、知名度のある団体なら問題なくて、指導団体によって何か影響を受けることが無いことがわかりましたね。

でも、とはいえそれぞれの違いや特徴が気になりますよね??

 

それは…

 

ないっ!?

 

指導団体の差、これはダイバーの方々もよくわかっていない部分ですし、ダイビングスタッフ達はおろか、指導団体自身さえ明確な差を述べられるかというと、怪しいです。

 

様々な指導団体がありますが、どこがオススメかと言われると。。。

重要なのは指導団体というよりは、ダイビングショップの方針や指導するインストラクターの技量・人柄になるのではないでしょうか。

 

もしあなたが

指導団体ってなんなんだ…

このお店の指導団体でライセンスを取るとあとから困ることがあるのかな…

と悩んでしまってライセンス取得やステップアップに二の足を踏んでいるのであれば、指導団体は気にせず今すぐダイビングの世界に飛び込みましょう!


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