関東のダイバーなら誰もが1度は聞いたことのある場所、大瀬崎。

“おおせざき”と呼ばれることが多いですが、正しくは”おせざき”です。

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よろず情報「ぱあ」より画像引用

 

駿河湾に細く突き出した、800m程の岬の両側にポイントがあります。

特に東側の湾内は三方を陸に囲まれ、さらに西伊豆なのに東側を向いている地形のため年間を通してクローズすることは台風直撃の時だけという抜群の安定度を誇ります。

さらに講習に非常に適した環境なので、この海で富士山を眺めながらライセンスを取得した人も多いのでは無いでしょうか!?

 

大瀬崎へは東京から車で3時間程度、名古屋から4時間程度。

電車の場合はJR三島駅か、三島駅から出る伊豆箱根鉄道駿豆線の伊豆長岡駅が最寄り駅ですね!

また、夏場は沼津港から大瀬崎へと連絡線でのアクセスも可能です!

 

大瀬崎の海の魅力はなんと言っても生物相の豊富さ。

現在は残念ながら絶版になってしまっていますが、過去には大瀬崎で観察された生物だけの図鑑が作られたほどなんです!

これは、大瀬崎のポイントが湾内、岬の先端、外海側と大きく3つの異なる環境を持つことや、最深部が2500mもある駿河湾に接続していることが大きな要因と考えられています。

さらに日本一とも言われるダイバー数を誇るために、どんな細かな生物も見逃されずに発見されるということも理由のひとつでしょう!

 

大瀬崎と言えばゴールデンウィーク頃のマンボウが有名です。

シーズンになるとほぼ毎日観察され、ビーチダイビングでこれだけ高確率で遭遇できるのは世界的にも珍しいのだとか!

ただ、マンボウは同じ場所にいる魚ではないので、出会えるか出会えないかは運次第…

初めての大瀬崎で見れちゃう人もいれば、大瀬崎だけで1000本以上潜っても見れていない人も居ます…居るんです…ここに(泣)

狙い目は大潮・満潮・人が少ない時間帯、これが揃った時ですね!!

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ガイド会・世界の海ブログより画像引用

 

マンボウ以外の生物でいくと、ハナダイが豊富です。

どれも水深が深くなってしまいますが、息を呑むほどの美しさですよ!

シロオビハナダイ
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feel the SEA – petit Album -より画像引用

スジハナダイ
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feel the SEA – petit Album -より画像引用

 

また、冬になるとアンコウミズウオなどの深海魚が頻繁に上がる場所でもあります。

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AQUAIR 【大瀬崎とダイビングと・・・】より画像引用

 

そして、ジンベイザメ、マンタ、ザトウクジラ、カジキ、ニタリなどなど

まさか!

と叫びたくなるような生物も年に1度は登場する、不思議な海でもあります。

 

もちろんカエルアンコウハナタツ、その他人気のマクロ生物も豊富で、常にその生物情報が飛び交う海でもあるので、あっと驚くような生物が居なくても十二分に楽しい海ですよ!


 

実は大瀬崎は、ノンダイバーの方の観光名所でもあります。

岬の先端のビャクシン樹林は国の天然記念物に指定されています。

なんでも樹齢千年以上と思われる老木も存在するのだとか。

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沼津市より画像引用

 

ビャクシン樹林の中にある神池もみどころのひとつ。

海からわずか15mほど、標高1~2mほどで、海が荒れたときには海水を被るにもかかわらず淡水を保つ不思議な池です。

伊豆七不思議のひとつにも数えられています。

流れ込む河川は無いため、富士山から伏流水が湧き出ているとする説がある一方、海水面の上下に従って水面の高さが変わるとも言われており、何故淡水であるかは明らかにされていません。

さらに、調査に入ろうとした会社はことごとく倒産しているという噂も…

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八雲エンライトメントより画像引用

 

また、ビャクシン樹林、神池に加えて、ノンダイバーの方にとっては、我々ダイバーのいる光景すらも観光ポイントなのでしょうね(笑)

 


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