水中で音は、
空気中の4倍の速さで伝わることを以下の記事でご説明しました。

水中での音の聞こえ方

 

なんでそんなことが起きるのかは記事をお読みいただくとして

なぜその事実がダイビングにとって重要な要素なのでしょうか?

 


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少しだけ目を閉じてみて下さい。

今、あなたの周りでは色々な音が鳴っていますね。

まぁいまこの記事を物音の無い部屋で執筆している僕の周りは無音ですが。笑

 

さて、目を閉じたとき、どの音がどの方向から鳴っているか、
なんとなくは判断出来るのでは無いでしょうか?

わからなかった方はもう一度意識をして目を閉じてみて下さい。

 

なぜ音の鳴っている方向がわかるかと言うと、
音源から発生した音は左右の耳に届くのに微妙な時間差があります。

この時間差を脳が処理をして、
音源の方向を判断することが出来るのです。

sound_air

 

これが水中の場合、
通常よりも速いスピードで音が伝わって来るので、
人間の耳には左右の耳に入る時間差が無い様に聞こえてしまうのです。

 

これによって生じる問題として、
具体的には水面を通過するボートの方向がわからない
などといったことが挙げられます。

どこかからボートのエンジンの音が聞こえたとしても、
きちんと目視をしないと右から来ているのか、
左から来ているのかが全くわかりません。

目視せずにどちらから来ているかを決めつけて浮上してしまい、
水面でボートと衝突、といったことが起きてしまうかもしれないのです。

sound_.boatjpg

 

また、水面のボートだけでなく、
例えばバディが何らかの方法で音を出したとしても、
きちんと目視しないと、どこに居るのかを誤って認識してしまうことになるでしょう。

水中で音が聞こえたら頭で判断せず、
かならず周りを見渡すようにしてくださいね!


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