みなさん高所潜水アルティチュードダイビングという言葉を聞いてどう思いますか?

”なんだか僕には関係ない世界”

”とりあえず難しそう”

”ダイビングって海でするもんでしょ”

という風に考える人もいるでしょう。

 

すごくわかります!
僕も少し前まではそうでした。

本栖湖でダイビングをするまでは!

こんな大木が沈む中でも潜ってみたり、

まるで森かと勘違いしてしまうような水草の草原を泳いだり。
(森の中という表現はあながち間違っていないかもしれない。)

なんだかよくわからないけど、めちゃくちゃ面白いんです!!!

海とは違った、爽やかなのに落ち着いた清らかな感じと言ったら良いのでしょうか?

とにかく本栖湖のダイビングはめちゃくちゃ面白いんですよ。

本栖湖のダイビングの魅力は以下のブログにまとめているので良かったら合わせて読んでみて下さい。

本栖湖のダイビングで水中の”侘び寂び”を感じる新たな体験!

この本栖湖の標高が約900m!

高所潜水やアルティチュードダイビングと言われる特殊なダイビングに当てはまります。

そのため、安全に潜るために、より楽しむためには高所潜水やアルティチュードダイビングの知識があったほうが良いでしょう!

高所潜水(アルティチュードダイビング)の定義
標高300m以上の高所で行うダイビングのこと。

高所潜水に難しい知識は必要ない!?

高所潜水では、そもそも海のダイビングと違い大気圧が違う。
だから普通にいつものように潜っていたら減圧症になる可能性がある。

なんて言葉を聞いたことある方もいるかもしれません。

この言葉は半分合っていますが、半分は間違っています!

 

というのも、今のダイブコンピューターは潜っている時以外にもその場の環境の圧力を自動で計測してくれています。

そのためダイブコンピューターの数値に余裕を持って守っていれば、海で潜っているとき同様に安全に潜ることが出来ます。

ただしダイブコンピューターはNDL(その深度で潜っていい最大の時間)などを計算して出してくれていますが、高所の場合は海に比べて短くなります。

これはダイビング後に上がってきた場所の大気圧が通常よりも低いため、普段のダイビング中より気圧差が高くなるためです。

そのため通常の海で行うダイビングよりも減圧症になるリスクが上がるというのは正しいんです。

中性浮力は大事!ウエイト量に注意しよう

高所の湖でダイビングする場合に中性浮力はめちゃくちゃ大事です!

なぜかというと湖は海と違い、水の出入りが圧倒的に少なく、砂や泥は地面に堆積しています。

その泥をフィンキックで蹴ってしまうと舞い上がって一瞬で視界がゼロになります。

上の写真なんか泥に手を突っ込んだら肘近くまでは簡単に埋まるほど柔らかい泥が積もっていることがわかりますね。

ほかにもウエイト量が変わってきます。

高所潜水やアルティチュードダイビングをする場合はほとんどが淡水ダイビングになると思います。高いところに海はないですからね。

淡水と海水では浮力が異なるのでウエイトの量が変わってきます。

例えば体重60キロの人では淡水のほうが海水に比べてウエイトを2キロ減らすことが出来るといいます。普段3キロで潜っていれば1キロでよいということですね。

淡水は想像以上に簡単に潜降できるし、ウエイトが少ないので非常に楽チンなんですね。

なぜウエイト量が変わるか、淡水と海水で何が変わるのかを詳しく知りたい方は合わせてこの記事も読んでみて下さい。

保温スーツは大事!

湖の水温の変化は海とは微妙に違うんです。

海水の水温は黒潮の入り方などに寄って水温が変わってきますが淡水は気温に比例します。

そのため冬などは水温が一桁台まで突入することもあります。

また本栖湖の場合、夏の表層の水温は26度くらいあるのですが、水深20m近くまで潜ると一気に13℃代に突入します。

そのくらいハッキリとサーモクラインで水温がわかれているんです。

もちろんこの水温差も普通味わえないので、湖で潜る上での楽しさの1つですよ!

一気に体の芯まで冷やされる深場はまるで水風呂に浸かっているみたいで面白い。

ちゃんと勉強したい人はスペシャリティを!

ちゃんと勉強したい人にはスペシャリティを取るという選択もあります!

PADIにはアルティチュード・ダイバーというスペシャリティコースがあり受講し、レクチャー&2ダイブを受ければ認定を受けることが出来ます。

ちなみに僕がインストラクションをするNAUI、日本では指導団体が準備した高所潜水のスペシャリティはなく、マスタースクーバというDMの一歩手前のランクを勉強する際にいきなり出てきました。

個人的にはお金がもったいないのでアルティチュードの認定を取る必要はないと思いますがある程度知識をつけた方が安全により楽しくダイビング出来ると思います。

ショップによってはアルティチュードダイビングの認定がなくても簡単な説明を受ければ潜らせてくれるところもあります。

おわりに

最後に高所潜水で必要な知識をざっくりとおさらいしてみましょう。

●最大潜水時間が通常のダイビングよりも短くなる。

標高が高い分、大気圧が低いためダイビング後の圧力差が平地より大きくなります。
そのため通常のダイビングよりも安全なダイビングをすることになります。

⇒今はダイコンが勝手に高所潜水モードで機能してくれるため、難しい計算は必要ありませんが、こまめにダイコンをチェックすることが大事です。

●ウエイト量が変わる

淡水のほうが海水より浮力が減るため水中でウエイトを減らします。
体重60キロの人で約2キロ分のウエイトが減らせます。

また湖でのダイビングは水底が泥地のことも多いので中性浮力は必須スキル!

●サーモクラインに注意

湖のダイビングは夏でも深場は冷たいです。
本栖湖の場合は6〜10月はウエットスーツで潜ることも可能ですが、フードやグローブ、ブーツは合った方が無難でしょう。

簡単にではありますが、高所潜水(アルティチュードダイビング)に必要な知識をまとめてみました!

日本にはこんなに簡単に高所潜水が出来る本栖湖が近くにあります。
淡水でのダイビングは海とは違った魅力がまたあります。

淡水なのでダイビング後に髪の毛や肌が塩でベタベタということがなく、非常にサッパリするあたりなんかも魅力かもしれません。

この不思議な感覚を味わいにぜひ行ってみて下さいね!

本栖湖のダイビングの魅力は以下のブログにまとめているので良かったら合わせて読んでみて下さい。

本栖湖のダイビングで水中の”侘び寂び”を感じる新たな体験!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事