マンタ(オニイトマキエイ・ナンヨウマンタ)

ダイバーだけでなくノンダイバーにも知名度の高いマンタ。

ご存知の通り、マンタというのは学名から来ている愛称です。

 

では和名は?

オニイトマキエイ

 

そうですね、それが有名です。

が、日本近海に生息するマンタの多くは

オニイトマキエイではありません!

 

2009年にオニイトマキエイの中には実は違う種類がいる!

という論文が発表され、正式に

Manta birostris(オニイトマキエイ)

Manta alfredi(???)

の2種に分類されることとなりました。

 

いえ、厳密には復活です。

以前、マンタの属するオニイトマキエイ属は2種とも4種とも言われていたのですが

正式には1種であると一旦の決着がついていたので…

 

そして

Manta birostris(オニイトマキエイ)は、外洋性で

石垣島に代表されるような沿岸で見られるマンタは

Manta alfrediであることがわかりました。

ちなみに、正真正銘のオニイトマキエイは

小笠原諸島周辺で観察することができます。

14188421305_7b1075cd41_k-1024x683

 

さて、モメたのはここから。

当初、Manta alfrediの英名、Reef Mantaから

学者たちはリーフオニイトマキエイと呼び始めました。

 

しかし、ほとんど同じタイミングで、マンタを飼育している

東京:エプソン品川アクアスタジアム、大阪:海遊館、沖縄:美ら海水族館

が一同にナンヨウマンタという名前を提唱したのです!

 

学名には先行者優位の原則や、万一被ってしまった際の処理にも

厳格な規定があるのですが、実は和名は案外適当…(失礼!)

 

定着したもん勝ち的な部分があるのです。

 

そうなると強いのは、一般人との結びつきが強い水族館

最終的には学者たち折れ

ナンヨウマンタ

が標準和名として採用されました。

 

前出の水族館にいるマンタも、ナンヨウマンタなので

しっかりと紹介パネルは名前が変わっているはずですよ!

 

そんなマンタ2種類の見分け方、は割愛します(笑)

どんどんマニアックになるので…

 

気になる方はこちらへ!

PADI News
マンタは実は2種類いる! それぞれの標準和名も正式決定!

 

ここまで読んでくださったアナタに

明日水族館で使える豆知識をひとつ。

 

マンタは1~2匹の幼魚を産んで繁殖します。

卵ではなく。

 

厳密には体内で卵を育てて、孵化してから産み出すのですが。

そして、1回の繁殖で1~2匹というのは

魚類最少です!

 

それにしても

時々伊豆にも出現するマンタは

オニイトマキエイとナンヨウマンタ、どっちなんでしょうね。

沿岸って考えるとナンヨウマンタ?

でもオニイトマキエイの方が北まで回遊するらしいし…

伊豆でマンタに出会ったという超絶ラッキーな方がいたら

是非写真を見せてください!(笑)

 

※マンタは共に絶滅危惧種です。

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事