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ミステリーサークル。

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1980年代から90年代、
つまり2016年現在大学生のみなさんが生まれるか生まれないかの頃に一世を風靡したものです。

当時は超常現象とされ、宇宙人説からプラズマ説まで様々な憶測を呼びました。

 

そんなブームから20余年。

ここ日本で、しかも海中で、こんなものが発見されました。

どう考えても人為的に作った様に見える謎の紋様。

実はこれ、アマミホシゾラフグという魚が作った産卵床なんです!

 

アマミホシゾラフグ

2012年に奄美大島で発見され、2015年に名前がついたばかりのフグです。

その芸術的な産卵床を作ることから、
2015年には米ニューヨーク州立大学の国際生物種探査研究所が発表する、
世界の新種10選にも選ばれています。

 

今回はそんなアマミホシゾラフグについて、
奄美大島のダイビングショップ"ダイブスピーシーズ奄美"のオーナー、
諏訪 誉さんにお話をお伺いしました!

 

なんでこんなに目立つものを作るフグが長年発見されていなかったの?

この不思議なミステリーサークルが発見されたのは1995年頃のこと。

これだけ目立つものならもっと早くから知られていそうな物です。

 

なぜ発見されなかったかといえば、広大な砂地に巣を作るから。

 

通常ダイビングをする時は、岩場やサンゴ礁など生物の隠れ家があるところを潜りますよね!

逆に砂地が広がる場所は生物の隠れ場所が少ないのであまり潜ることがありません。

つまり、ダイバーがあまり足を踏み入れることの無かった場所に生息するため、発見が遅れたのだとか。

 

とはいえ通常潜るポイントのすぐ脇にあるそうなので、
ミステリーサークルを見た後に、普通のファンダイビングを楽しむことも可能だそうですよ!

 

ちなみにサークルの数は年々増えているそうで、
単に今まで見つかっていなかったものが見つかっているだけでなく、
個体数が増えている可能性もあるんだとか!

 

このサークルにはどんな意味があるの?

なぜアマミホシゾラフグはこんなにも目立つものを作るのでしょうか?

ただでさえ卵を隠す場所の無い砂地、
これでは卵の場所を教えている様なものです。

この産卵床がどんな意味を持つのか、
正確なことはまだわかっていないそうですが、諏訪さんの見立ては以下の通りです。

 

砂地は卵の隠し場所が無い一方で、外敵が少ないとも言えます。

産卵床は内湾で比較的潮通しの良い所で発見されることが多いので、起伏を付けることで水流を生み出し、卵に新鮮な潮が当たる様にしているのでは無いかと考えています。

 

なるほど。

なんとなく、納得できる説ですね!

 

チャームポイントを教えて!

アマミホシゾラフグはとにかく子煩悩。

卵の為のゆりかごをオスが常に掃除をしているのだそうです。

ちょっとでも崩れていれば即座に補修する様子がこちら!

時には激しく、時には優しく胸鰭を動かして巣を作る姿がかわいいですね!

 

アマミホシゾラフグを見るには?

アマミホシゾラフグの産卵シーズンは初夏から夏、5月~8月にかけて。

そして、実はもうひとつ大事なポイントがあるそうです。

 

それは潮回り。

 

なんでも、小潮の時期に産卵床は作られるのだとか。

そして、メスがそこに卵を産み付けると次の大潮、
つまり約1週間後にはハッチアウトしてしまうそうです。

したがって、大潮周りで奄美大島に訪れても、
崩れかけのものしか見ることができません。。。

 

このミステリーサークルを見たければ、小潮周りで訪れましょう!

 

ちなみに、メスが卵を産んでくれなかった産卵床はそのまま放置されるそうで、
徐々に崩れて行ってしまう産卵床は、なんとも哀愁漂うものなのだとか…笑

 

LCCも飛ぶようになり、今注目の奄美大島。

今まで以上の混雑が予想されるので、計画は早めに立てましょうね!

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写真提供/取材協力:ダイブスピーシーズ奄美

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ダイブスピーシーズ奄美

鹿児島県奄美市名瀬幸町5-17

ダイブスピーシーズ奄美では、

“何だか楽しかったな~”

“また来たいな~”

と思っていただけるお店づくりを目指しています。

 

オーナー:諏訪 誉(すわ ほまれ)

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奄美大島出身。

沖縄でガイドを始め、地元である奄美へ再び舞い戻る。

奄美を飛び出すまでは、知り得なかった海の面白さ、楽しさ、奥深さ、人との出会い。

同じぐらい沢山の水中での出会い。

その感動や興奮が尽きることのないこの世界観を共感してほしい、
という想いで時には熱く、時にはゆるく、奄美大島で日々ゲストと海に向き合う。

 

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